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2009年9月

2009年9月25日 (金)

おっぱいとベビーブルー 後編

ゆきを病院に連れて行った日(9月10日)の夜から母乳に加えてミルクで補充をするようになった。

そのおかげか?この夜は良く眠ってくれて、私も旦那P助もゆっくり休むことができた。

次の日(9月11日)の午前中に訪問助産師さんが家まで来てゆきの体重を量ってくれた。

体重は前の日よりも100g増↑!! 

  やった!! 増えてる!

嬉しかった。

なんか元気が沸いてきた。

  この調子だ!

助産師さんが帰った後、P助は買い物へ出かけ、私とゆきはお留守番。

お昼ごはんを食べようとしたとたん、ゆきが泣き出した。

おっぱいの催促である。

お昼ごはんは後回しにして、ゆきにおっぱいをあげることにした。

椅子に座り、おっぱいと乳首をマッサージして、おっぱいをあげようとゆきを私の胸元に抱き寄せる。

が、ゆきは頭を左右に振りおっぱいに吸い付こうとしない。

ポジションが悪いのか?

何度もポジションを変え試みるが、やっぱりダメ。。。

お腹すいた~!と泣き叫ぶわが子。

ここにおっぱいがあるのに、吸ってくれない。

それに、こころなしか昨日よりも吸いつきが弱くなっているような気がする。

おっぱいの出は昨日よりも確実に増えて、張りもあるのに、ゆきが吸ってくれない。。。

  ミルクに負ける?!!

そう思った。

P助が買い物から帰ってきて、私とゆきの両方にストレスがたまっているのを見て1時間休憩する事にした。

P助がゆきを抱いている間に昼ごはんを済ませて、再チャレンジ。

何度やっても、ゆきはイヤイヤしておっぱいに吸い付こうとしない。

なんで?

昨日までは吸ってくれていたのに?

たった一晩哺乳瓶でミルクをあげただけなのに、おっぱいに吸い付かなくなってしまった。

どうして?

ゆきがレイジーなだけ?

いけない、いけない。。。ゆきも今までがんばってきたんだ。

P助は『ゆきの体重が増えるほうが今は先で、そのうち吸ってくれるようになるよ。』と慰めてくれた。

そうだね。。。

また、涙が出てきた。

おっぱいが出始めたと思ったら、今度はゆきがストライキ。

一難さって、また一難・・・・。

このまま、おっぱいをそう簡単に諦めていいのか?

これがゆきのチョイスなのだろうか?

嫌がるゆきにこのまま母乳を押し通すのは親のエゴだろうか?

おっぱいじゃなくて、涙が後から後から出てくる。

こんな所に無駄な水分を使っている場合じゃないのに・・・。

完全に『ベビーブルー』だ。

どうしよう?

どうすればいいんだろう?

次の『ブレストフィードセンター』の予約まで後3日もあるのに。

このままおっぱいを吸ってくれなかったらどうしよう?

まだ、おっぱいを諦められない。

涙で途方にくれる私、そしてそんな私にただおろおろする旦那P助。

そんな時義母のPママが親友ケイティー(仮名)を連れてゆきの顔を見に来てくれた。

ケイティーは助産師。

天の助けだと思った。

ケイティーは泣き顔で浮腫んだ私の顔を見て、事を察したのか、ゆきのおっぱいへのアタッチの仕方を色々と教えてくれた。

ケイティーのおかげでゆきもうまくおっぱいに吸い付くことができ、おっぱいの吸い方も少し思い出したみたいだった。

ちょっと安心した。

『ゆきももっと体力が出て、おっぱいももっともっと出るようになったらもっと楽になるよ。最初の一週間は辛いよね。』とケイティーは言った。

その言葉にまた涙があふれ出た。

私は一人じゃないんだ。

周りにサポートしてくれる人がいることはなんてありがたいことなんだろう。

みんなに感謝した。

その日の夜は3時間続けて寝ることができた。

次の日(9月12日)の体重測定では前の日よりも65g増↑で出世時の体重の10%減以内に戻った。

いい感じ!

毎日体重測定に一喜一憂している。

ただ補充のミルクが哺乳瓶なのでそれに慣れつつあるゆき、

おっぱいへのアタッチが難しい。

おっぱいをあげようとしてもゆきに強く拒否される。

訪問助産師さんに「体重が増えてきたので、日中はできるだけ母乳で、もしストレスがたまるようならミルクを補充してもいいが、最高20mlまでそれ以上はあげないで」と言われた。

おっぱいは出が良くなったが吸ってくれないのじゃ困る・・・。

なんか、私自身をわが子に拒絶されているようで・・・悲しくて涙が出た。

『ゆきは私のことが嫌いなのかも』とP助に抱きついてワンワン声をあげて泣いた。

こんなに泣いたのは母が死んだ時以来。

涙は枯れることなく延々と流れ続けた。

どう知っちゃったんだろう?私。

自分で生んだ子供なのに、『本当に自分の子供だろうか?』と疑ってしまう。

相当重症だ。

Pママの親友ケイティーに電話して助けを求めるが、留守だったのでメッセージを残した。

とにかく、水分を取って休みように心がけた。

搾乳機で搾った母乳があったので、それを『フィンガーフィード(赤ちゃんに指を吸わせてその指と口の間に細いチューブを差込、そこにミルクを注入する授乳方法。赤ちゃんが自分のペースでミルクが飲める。)』であげるようにした。

できればもう哺乳瓶は使いたくないから。

夜の授乳も不安でたまらなかった。

また吸ってくれなかったらどうしよう?

夜中だと誰の助けも呼べないし。。。

もう、おっぱいを吸ってもらうのは無理な事なのか?

不安が頭の中を駆け巡る。

どうしてここまでして母乳に執着するんだろう?

これは自分勝手な考えなんじゃないのか?

葛藤が続く。

その夜は不安とは裏腹にゆきはおっっぱいをよく飲んでくれた。

おっぱいも良く出てきたせいだと思う。

授乳がうまく進むにつれ、少しずつ自信もついてきた。

いい方向に進みかけた頃、最初の怒涛の1週間は過ぎ去ろうとしていた。

週があけるとあの時の私が嘘のようにも思えるほど気持ちがスッキリしていた。

こうやって私のベビーブルーは明けた。

ありがとう。

みんなにサポートしてもらって、ありがとう。

こうやってゆきも私も成長していくんだね。

おっぱいのエキスパートにはまだまだ程遠いけど、何とかがんばれそうです。

ありがとう。

けい

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2009年9月23日 (水)

おっぱいとベビーブルー 前編

9月6日に出産して、それに伴い700mlもの出血があったらしいが、貧血もあまりひどくなかったので輸血しないで済んだ。

出産すると疲れで頭のねじが緩むらしく(ぇ?もとから緩みっぱなし?)助産師さんに「700ml出血があった」と言われても、いまいちピンとこず、「That's good.」と返答してしまった私。

考えてみると、1リットルの牛乳パックの約3分の2以上の量の出血だよね・・・。

10年前にBMXのレースで事故って1L出血したことがあったけど、その時も「若いから」との理由で輸血せずに補液だけで乗り切った。

その時よりかはちょっと少なめだね。。。なんてボーっと考えていた。

赤ちゃんも元気で、私も思ったよりも元気だったので、『鉄剤自分で買って飲んでね』との指示だけで次の日(9月7日)無事退院となった。

あまりの入院期間の短さに驚くかもしれないが、ここオーストラリア、特にパブリックホスピタル(公立病院)では母子共に合併症がなく正常出産だった場合は24時間で退院を余儀なくされる。

退院して次の日から3日間は助産師さんが自宅まで来て、赤ちゃんの体重を量ったり、お母さんに異常がないかをチェックしてくれる。

この時はまだ、これから怒涛の1週間が始まろうとしているなんて夢にも思わなかった。

不安はないわけではなかったが、何とかなると思っていたし、早く家に帰ってリラックスしたかったし、何よりも赤ちゃんに新しいお家を見せてあげたかった。

退院して2日、何もかもすべてうまく行っていると思っていた。

2~3時間おきのおっぱい。

ゆきがおっぱいを吸う力が強くて、乳首も痛くて血が出たりしたが、ゆきも私も初めての体験、下手でもしょうがない。

お互いに練習してうまくなっていくのだ。

夜中に泣くのも、あやして寝かしつけるのに時間がかかるのもしょうがないと思っていた。

赤ちゃんはお弁当と水筒を持って生まれてくると言われている。

生まれてから汗やおしっこでどんどん水分は排出されるが、おっぱいを飲む量はまだそれほどでもないので、大体出世時の体重の1割位重さが減ります。これは生理的体重減少と言ってどの赤ちゃんにも起こる事なので心配はない。
それに、赤ちゃんは1週間くらいはわずかな母乳でも健康に過ごすことができる。

ゆきも例外に漏れず体重が減った。

でも、それは出世時の1割減にはとどまらず、4日目には出世時の11%減↓しかも、お熱もちょっとあった(37.9℃)。

家に来てくれた助産師さんが発熱は脱水の可能性もあるが、感染症だといけないので一応救急外来で見てもらったほうがいいと手続きをとってくれた。

私の乳首も水ぶくれになっていて、一部出血もしていたので、『ブレストフィードセンター』で見てもらって搾乳用のパンプを借りたほうがいいかもしれないとそちらも早速見てもらえるように予約も取ってくれた。

助産師さんが帰ってから旦那P助と一緒に早速車で出産した病院の緊急外来にゆきを連れて行った。

救急外来に付く頃にはゆきの熱も下がっていたが、念のため感染症の血液検査をすることになった。

採血し、検査結果を待っている間、病院の隣にある『ブレストフィードセンター』へ。

乳首があれていて痛いので、乳首カバーを使うことにした。

おっぱいケア、おっぱいのあと搾乳パンプで搾乳しておっぱいを空にすることで母乳の作られる量を増やすことを習った。

この5日間ずっと夜も寝ないでがんばっておっぱいをあげて、この前の日の夜から2時間続けて寝てくれるようになった。

自分では勝手におっぱいが出てきたんだと勘違いしていた。

ゆきはお腹をすかして泣いて訴えていたのに、自分だけ大丈夫だと思っていた。

大丈夫じゃなかった。

ゆきは脱水を起こしてしわしわになっていたのに、気がつかなかった。

ごめんね。

涙が出て来て止まらなかった。

こんなママでごめんね。

ほっといたわけじゃないけど、自分の睡眠ばかりに気をとられ、おっぱいも出ていなかったことに気がつかなくてごめんね。

ちょっとホルモンのバランスが崩れてすごく感情的になっていた。

涙は後から後から流れてきた。

このぐらい私のおっぱいも出ればいいのに・・・。

血液検査の結果、ゆきは感染症にはかかってなく、脱水による発熱だとわかった。

Drが私の母乳を促進する薬と乳首に塗る薬を処方してくれた。

それと、ゆきには母乳に加えミルクで水分補給をすることになった。

本当は出来るだけ母乳でいきたかったが、ゆきがかわいそう。

自分がすごく嫌いになった。

おっぱいさえ出るようになればいい。

おっぱいが出ない自分は何か欠陥品みたいに思えた。

だめだ、とことんネガティブになっている。

ミルクで育っている子供だって沢山いるし、母乳が出なくても立派に子育てしている人だって数え切れないほどいる。

わかってるけど、でも、まだそこまで割り切れない自分もいた。

私だってがんばっているんだよ。

いつもは楽天的でヘラヘラ笑っているけど、辛いときだってあるんだよ。

こんなお母さんでごめんね。

もっと強くなるね。

つづく。。。

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2009年9月19日 (土)

マッサージの鉄人?

ずっと前からだけど、私肩こりひどいのです。

子供が生まれてから、おっぱいをあげたり、抱っこしたりで普段使わない筋肉を使ったものだから、筋肉痛はもちろん、肩に力が入って肩こりがひどくなった。

今日は旦那P助がお休みだったので、おっぱいをあげた後ゆきを預けてモーリーのギャラリアショッピングセンターの中にあるマッサージやさんに行った。

生まれて初めてのマッサージ、「肩+首+頭コース25分/25ドル」のコースを選んだ。
椅子に腰掛けると、50代の小柄のおっさんが私の肩をもみ始めた。

このおっさん、小柄な割には力が強くて、私のガチガチになった肩をグイグイと揉み解していく。

「ぁあ~~~~!!」

と思わず声を上げると、

「痛い?」と、おっさん。

「ぃぇ、痛くないです。気持ちいいんです。」と、私。

持ち前のサービス心が出て「好(ハオ=Good)」と言うと、おっさんは私が中国語を話せると思ったらしく、中国語でべらべらと話しかけてきた。

  ぃぇ、私中国語はなせませんから!!

「スイマセン、何いってるかわからないです。」と、言うと、片言の英語で話してくれた。

おっさんがあまりにもツボに入ったマッサージをするものだから、私も調子に乗って「好」を連発、しかも日本語では「最高!」と言うんだよと日本語レッスンまでしてしまった。

おっさんは揉み解すごとに「最高!」「最高!」と私の頭の上で言った。

あっという間の25分。

至福のひと時でした。

来週も行こうっと。

ぁ、そうそう、おっさんの名前はDr XU(ジュー)
しばらくおっさんのとりこになりそうです。

けい

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2009年9月17日 (木)

出産レポート~素敵なプレゼント~

悪夢のような長い長い怒涛の一週間をのりきり、少しずつ平穏を取り戻しつつあります。

お待たせしました! 

     出産レポートです!

出産、それは人生の中での大イベントの一つ。

なんて事ない普通の日を生まれてくる赤ちゃんにはにはもちろん、両親、その家族、時には世界中の人にとって「特別な一日」に変えてしまうほどだ。

そんな大イベントとなる日が我が家にもついにやってきた。

待ちに待った、大イベントは日付がちょうど9月6日に変わると共にやってきた。

    『おしるし』である。

おしるしとは子宮口が開き、子宮の壁にくっついている卵膜がちょっとはがれて、少し出血することがあります。これと子宮の入り口の粘液とが混じり、粘り気のある出血があることを「おしるし」と言います。

おしるしはあくまでも出産の『予告』にすぎず、すぐにお産が始まる人もいれば、2~7日後に出産する人もいるくらい。

赤ちゃんからの『もうすぐ生まれるから心の準備よろしく!』というお知らせにすぎないのです。

これを見た時、「ぉ!やっときたな!」とちょっとウキウキして旦那P助に報告した。

     9月6日午前1時 破水

二人で、もうすぐだね~!なんていいながらベットに入って寝ようとした時、破水。

人によっては『破水する時にぱちんとはじける音がした』という人もいるが、私はただ単に『おしっこ漏らしてしまった?』と思った。

あわてて起きてトイレへ行くとパンツもつけていたおりもの用シートも濡れていた。。。

下着を替えて、ちょっと厚めの生理用ナプキンを当ててベットに戻る。

心なしか、下腹部がちょっと痛いような感じ?

    これが陣痛か?

1分くらいで痛みがひいた。

様子を見ていたら15分後にまた痛みがやってきた。

     陣痛かも?

母親教室でも、妊婦・出産雑誌を読んでも、10分おきの陣痛が規則的に来るようになってから子宮口が最大に開く(10cm)までに初産は平均して10~12時間かかると書いてあった。(ちなみに経産婦だと5~6時間)

まだまだ15分だし、生まれるとしても昼過ぎだな。。。

じゃ、今寝て体力を温存しておかないと!

と、ベットの中でじっとして眠ろうと試みるが・・・・ダメ、寝られない。

波のように下腹部の痛みが押し寄せてはひいてゆく。

それに、痛みが少しずつ増しているような気がする。。。

ベットでじっとしていられないので、気を紛らわすために陣痛の間隔を記録しながらブログを書いてみた。

そうしている間に間隔が10分間隔へ。

なんか早くね? こんな状態があと10時間も続くの?

助産師さんには『分娩初期は出来るだけ家ですごしたほうがいい』と言われていたけど、どこまで我慢してよいものやら?

病院に電話したほうがいいと思う?とP助に聞くと、「君しだいだよ」と言われる。

痛みがどんな具合かも本人でないとわからないもんね。。。

一応、お産が始まったみたいですと言う事を知らせるために、病院へ電話。

今までの状況、そして今の陣痛の状況、間隔を説明し、指示を仰ぐ。

助産師さんは「パニックを起こさないでね!入院の支度をして病院に来てください。」との事。

   っえ?  もう??

自分的には5分間隔になってからでもいいかな?と思っていたのでご飯でも炊いておにぎり作ろうと思ってたのに。。。

P助に「病院に来てください」と言われたと言うと、彼は早速私の荷物を車に詰め込み始めた。

行く前にシャワーを浴びて、髪も洗って、ブログを書いて家を出た。

病院に付く頃には7~8分間隔、アセスメントユニット(入院するかどうか決めるために観察する病棟)で胎児の心拍と陣痛間隔を図るモニターを装着。

5分間隔の陣痛になっており、この時点で子宮口は4cm開いていた。

    午前4時30分  入院となり、分娩室へ

日本では分娩準備室と分娩室が別れている所が多いけど、私が入院した病院はL(陣痛)、D(分娩)、R(回復室)を一つの部屋で過ごすというLDR方式だった。医療機器は必要なときまで収納され、産婦の目に触れない、ベッドは緊急時には分娩台になるなど、普通の入院室のような部屋なので、家庭の一室でお産するような雰囲気がある。陣痛がピークに達する時期に、陣痛室から分娩室に移動しなくて済むメリットもある。

動いていたほうが、ましなので、テーブルや窓枠につかまり腰を回す体操をしながら陣痛をやり過ごす。

P助は私の隣で時々私の腰をさすったり、SUDOKU(数独:数字のパズル)をしたり、本を読んだりしていた。

助産師さんが痛み止めを進めてくれたが、まだもう少し我慢できそうなので、断った。

すっかり夜も明けた7時過ぎ、痛みに耐え切れず『笑気ガス』を使用。

風邪を引いたとき、耳鼻科で使用されるプラスチックの吸入器のような物が笑気ガスボンベにつながれ、陣痛が来ると同時にガスを口から深呼吸するように吸入する。

最初のうちは慣れないし、吐き気と痛みでガスをちゃんと吸い込むことが出来なかった。

それでも、ちゃんと吸える様になると、ペンキ塗りたての部屋にいる時みたいに頭がボーっと、そして手先がピリピリしてきた。

でも、痛みが完全に消えることはなかった・・・。

陣痛もどんどん間隔が短くなって2~3ぷん間隔へ。

出血していたので、胎児の心音を測るモニターをお腹につけ、ポジションを色々換えながらがんばる。

       午前8時30分 子宮口全開大(約10cm)   
                分娩第二期(子宮口全開大してから赤ちゃんが生まれるまでをいう。平均所要時間は初産婦で1~2時間、経産婦で30分から1時間ぐらい)へと移行

痛みは最高潮!!! 

そして今までとは比べ物にならないくらいの陣痛の大波の嵐!

P助の首にぶら下がるようにつかまり、(この時点で二人はチークダンスをするような格好でベット脇に立っていた。)

叫ぶ!

   叫ぶ!!

      叫ぶ!!!

         吠える!!!!

ある人がこの時の陣痛を『腰にジェットエンジンをつけて引きちぎられる様』と表現していたが、本当にぴったりと当てはまるくらいの痛みだった。

でも、心のどこかに冷静な自分もいて、

「ぁぁ、これが、うわさのジェットエンジンね。 言い得て妙だわ!!」と分析している。

陣痛と陣痛の合間にベットに横たわり、両足を自分でかかえる。

右側には助産師さん、左側にはP助がスタンバイし私の足を支える。

そして、陣痛が来たら助産師さんの掛け声にあわせてあごを胸引き寄せおへそを見るような要領でいきむ!

いきむ度に、ムリムリムリッっと赤ちゃんの頭が押し出されてくるのを感じる。

あと少し!

  あと少しで赤ちゃんに会える!!

それだけを考え、助産師さんの掛け声にあわせてひたすらいきむ。

「頭見えてきたわよ!もう少しよ!」

助産師さんが私を励ます。

P助は「わぁ~~~ぉ!!」とそればかり。

頭が出て、もう一押しすると同時にP助が助産師さんの指示に従ってニュルッと生まれた赤ちゃんを私の胸の上に乗せた。

9月6日午前9時31分 体重3400g 身長52cmの女の子が私の胸の上で元気な産声を上げた。

ぁあ~、生まれた。

良かった。 終わった・・・と ほっとした。 

へその緒はP助が切った。

私の胸の上に乗っけられた赤ちゃんと目が合う。

「ありがとう。よくがんばったね。生まれてきてくれてありがとう。」と声をかけた。

ちょっとした感動に包まれた部屋の中、わが子は私の胸の上にウンチをした。

   しかも、2回も・・・。

この子、将来大物になるかも・・・。

胎盤を早く出すために、子宮を収縮させる注射を打った。

胎盤も無事に娩出後、相当切れていたらしく、「ジグゾーパズルみたい」と助産師さんはいいながら、裂けた絵陰部を1時間かけて丁寧に縫合してくれた。

局所麻酔を使ってくれたけど、やっぱり痛かった。。。

こうやって、私の一大イベントは幕を閉じた。

生まれるのはお昼過ぎか、下手すると夕方かな?ぐらいに思ってたのに、破水から8時間半、初産とは思えぬほどのスピード出産+安産だった。

これも、ラズベリーリーフティーのおかげだろうか?

この日は(9月の第1日曜日)はオーストラリアでは父の日に当たる。

P助に素敵なプレゼントをあげることが出来てよかった。

こうやって我が家に大切な記念日が我が家にもう一つ増えたのだった。

けい

 

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2009年9月 9日 (水)

筋肉痛・・・

産後4日目にて、全身筋肉痛に襲われております。

助産師さんの話によると、「出産でどこもかしこも力を入れるから、その反動です。マラソン後の筋肉痛と一緒よ。」とのこと・・・。

年は隠せませんね。

おっぱい少しずつですが製造中。

  目指せ!Fカップ!

  けい

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2009年9月 8日 (火)

お知らせ: 赤ちゃんが生まれました!

2009年9月6日(日) 午前9:31 晴れ時々雨

体重3400g

身長52cm

の元気な女の子を出産しました!

母子共に健康で、9月7日(月)に退院しました。

名前は

   ゆき です。

Yuki_in_hospital_025

出産レポートは後日UPします。

皆さんの励ましありがとうございました!

  けい

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2009年9月 6日 (日)

行ってきます

病院に電話したら、「おいで~!」との事なので、ちょっくらいって来ます。

あまり早いと返されると聞いたけど、どうかな?

じゃ、がんばってきます!

  けい

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きた~~~!!

夜中の12時ちょっとすぎに『おしるし』がありました。

おしるし:子宮口が少し開き、卵膜がはがれて少量出血すること

その後、整理痛みたいな痛みが、定期的に襲ってきています。。。

   これが陣痛か?

旦那P助は昨日一日偏頭痛でベットで寝てすごしたので、私の隣で本を読みながら『産まれそう?陣痛みたいな痛み?』と聞いてきます。

陣痛なんて体験した事ないんだから、これがそうなんてわからないよ。。。

でも、なんだかそわそわして、うれしそう。

私もなんだか緊張して、寝ようとしても、次にいつ痛みが襲ってくるかどうかわからないから寝れなくなってしまった・・・。

で、今これを書いてます。

昨日は野菜を買いにマーケットに行きたかったんだけど、P助の具合が悪くて断念。

ま、いいか。 明日もあるしと思い、ずっと気になっていたキッチンリビングのモップかけをした。

ベットルーム、コンピュータールームは先週のはじめにやっておいた。

キッチンとリビングは引っ越してから一度もモップをかけていたなっかのがすごく気がかりで、2時間かけて、やっと終わった時にはスッキリ!

何とか間に合ってよかった。

赤ちゃんが生まれたら、当分モップかけなんて出来ないもんね。

そういえば、産休に入る時に同僚に聞かれたことがある。

『産休入ったら何するの?』

Kay「そうね、掃除するかな?」

同僚「そんな焦ってやらなくてもいいよ!産まれる1週間前ぐらいになるとね、掃除したくてたまらなくなるから。私なんてきれい好きなほうじゃないけど、うちの子が産まれる前に掃除がしたくなって朝5時起きして、天井から床まで磨いたもんね。あなたもきっとそうなるからそれまではゆっくりしていたほうがいいよ!」

母親学級でも、同じような事を習った。

これを「ネスティング」というそうだ。

本能の中に巣作りをして、赤ちゃんを迎える準備をする遺伝子がちゃんと組み込まれているのかもしれない。

これ書いている間、約10分間隔で痛みが襲ってくる・・・。

この痛み、いつまで続くのかしら?

寝れないからご飯でも炊こうかな?

けい

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2009年9月 4日 (金)

も~~~ぅ、いいかい?

本日、出産予定日です。

何事もなく、平穏に一日が終わろうとしています。

朝起きて、旦那P助が『今日が予定日だよ~~~!!出ておいでぇ~!』とお腹の赤ちゃんに呼びかけてました。

続いてご近所のFちゃんがやってきて『どう?産まれそう?』と。

   ぃぇぃぇ、、、全くその気配ございません。

その割にはお腹の中でごにょごにょと動いてますが。

Fちゃんも『今日が予定日だよ~!出ておいで。週末は私が仕事だから月曜日か火曜日に出ておいで。』とポンポンと私のお腹をたたきながら注文つけていました。

  お腹の赤ちゃんは『ほっといて頂戴!』とばかりにマイペース。

お昼ちょっと前には同僚からも電話が入った。

『もう、いつ生まれてもおかしくないんだから買い物は一人で行っちゃだめよ!』と忠告を受けました。

一昨日、友達に付き添ってもらい、しこたま食べ物を買ったので、冷蔵庫、冷凍庫は食べ物でいっぱい。

当分、買い物しなくてもよさそうな感じ。

リサーチによると、出産予定日に産まれるベビーの比率は5%なのだとか。

それ以外の95%のベビーは遅かったり、早かったりするのが普通で、赤ちゃんの準備ができた時に出てくるから心配するなと書いてあった。

母としては「も~~~ぅ、いいかい?」の気分ですが、赤ちゃんにしてみれば「まぁ~~~だだよ~~!!」って気分なのでしょうね。。。

待ち人遅し・・・です。

  けい

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2009年9月 2日 (水)

蒙古はん

日本の友達が送ってくれた『妊娠・育児の雑誌』をパラパラめくって読んでいたら、赤ちゃんのお尻が目に入った。

プリプリしていていてすごくかわいい。

そして、そのお尻には『蒙古はん』が写っていた。

そうだ、そんなことすっかり忘れていた。

私達、日本人はモンゴロイド系なので、この『蒙古はん』はおなじみ。

でも、ずっと昔に、外国でこの蒙古はんを見た医療者が親からの幼児虐待と勘違いして警察に通報されたと言う事を聞いたことがあった。

そっか、見慣れない人から見たら「蒙古はん」も『青あざ』も区別付かないもんね。

ちょっと心配になって、旦那P助に『蒙古はん』の話をした。

産まれてくる子は日本人とオージーの血が半々なので、当然『蒙古はん』だって出てくる可能性もある。

『もし、生まれてきた赤ちゃんのおしりや背中に青あざのようなものが付いていても驚かないでね。それは『蒙古はん』と言って、モンゴロイド系のご先祖様の名残なんです。決して虐待の後などではないので勘違いしないでください。ちゃんと大きくなると消えるから、誤解しないでね。』

こんな説明でわかってくれたかどうかはわからないが・・・。

上のような誤解が生じた時にP助が理解してくれていれば、何とか説明してくれるだろう。

蒙古はん・・・とうの昔に忘れていたよ。

さて、生まれてくる子供には付いているのかな?

今から楽しみです。

 けい

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2009年9月 1日 (火)

宮部みゆきにはまってます

ちょっと更新が遅くなってしまいました。

  もしかして? 赤ちゃんが生まれちゃったのかも?

     だから更新できなかったのかも?

なんて、ご心配おかけしちゃったりしてました?

  え?いつもの事だから心配していなかったって?

スイマセン・・・。

赤ちゃんはまだ、お腹の中にいます。

先週末から、ソケイ部(腿の付け根の)痛がひどくなり、歩くにしてもすぐにお腹が張るし、体は重いし(それは元からなんだけど・・・)だるくて、だるくて、全身ムクムク(浮腫)です。。。

少しずつ赤ちゃんが下りてきているのはわかるので、たぶんもうすぐ?

  で、そんな体調の中、毎日何しているのかというと、調子のいい時は掃除したり、ベビーベットのシーツを作ったり、洗濯したり、料理したりと色々家事全般をしているのですが。

体が思うように動かないので、掃除機をかけるだけでも1時間以上もかかってしまいます。。。

疲れやすくなってきているので、午後はお昼寝をかねて、ベットの中で本を読んでます。

今年からずっとはまっているのが、『宮部みゆき』の作品で、友達から借りた『名もなき毒』を読んで以来、はまってます。

4月に結婚式の為にパースに来てくれた兄に頼んで買ってきてもらった『ぼんくら』『レベルセブン』。

7月に日本から送ってもらった『長い長い殺人』『龍は眠る』。

そして、ご近所のFちゃんに貸してもらった『模倣犯』もついに完読しました。

『模倣犯』はハードカバーの上下巻で読み応えばっちり!

毎晩読み出すと、止まらずに、夜中遅くまで起きて読んでました。

この人の作品は毎回趣向がちがくて、読者を飽きさせない。

読み出したら止められないという、読者を物語に引き込む文章力、さすがです。

あと、手元に2冊読んでいないのがあるので、赤ちゃんが出てくるまでの間、楽しみたいと思います。

けい

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