出産レポート~素敵なプレゼント~
悪夢のような長い長い怒涛の一週間をのりきり、少しずつ平穏を取り戻しつつあります。
お待たせしました!
出産レポートです!
出産、それは人生の中での大イベントの一つ。
なんて事ない普通の日を生まれてくる赤ちゃんにはにはもちろん、両親、その家族、時には世界中の人にとって「特別な一日」に変えてしまうほどだ。
そんな大イベントとなる日が我が家にもついにやってきた。
待ちに待った、大イベントは日付がちょうど9月6日に変わると共にやってきた。
『おしるし』である。
おしるしとは子宮口が開き、子宮の壁にくっついている卵膜がちょっとはがれて、少し出血することがあります。これと子宮の入り口の粘液とが混じり、粘り気のある出血があることを「おしるし」と言います。
おしるしはあくまでも出産の『予告』にすぎず、すぐにお産が始まる人もいれば、2~7日後に出産する人もいるくらい。
赤ちゃんからの『もうすぐ生まれるから心の準備よろしく!』というお知らせにすぎないのです。
これを見た時、「ぉ!やっときたな!」とちょっとウキウキして旦那P助に報告した。
9月6日午前1時 破水
二人で、もうすぐだね~!なんていいながらベットに入って寝ようとした時、破水。
人によっては『破水する時にぱちんとはじける音がした』という人もいるが、私はただ単に『おしっこ漏らしてしまった?』と思った。
あわてて起きてトイレへ行くとパンツもつけていたおりもの用シートも濡れていた。。。
下着を替えて、ちょっと厚めの生理用ナプキンを当ててベットに戻る。
心なしか、下腹部がちょっと痛いような感じ?
これが陣痛か?
1分くらいで痛みがひいた。
様子を見ていたら15分後にまた痛みがやってきた。
陣痛かも?
母親教室でも、妊婦・出産雑誌を読んでも、10分おきの陣痛が規則的に来るようになってから子宮口が最大に開く(10cm)までに初産は平均して10~12時間かかると書いてあった。(ちなみに経産婦だと5~6時間)
まだまだ15分だし、生まれるとしても昼過ぎだな。。。
じゃ、今寝て体力を温存しておかないと!
と、ベットの中でじっとして眠ろうと試みるが・・・・ダメ、寝られない。
波のように下腹部の痛みが押し寄せてはひいてゆく。
それに、痛みが少しずつ増しているような気がする。。。
ベットでじっとしていられないので、気を紛らわすために陣痛の間隔を記録しながらブログを書いてみた。
そうしている間に間隔が10分間隔へ。
なんか早くね? こんな状態があと10時間も続くの?
助産師さんには『分娩初期は出来るだけ家ですごしたほうがいい』と言われていたけど、どこまで我慢してよいものやら?
病院に電話したほうがいいと思う?とP助に聞くと、「君しだいだよ」と言われる。
痛みがどんな具合かも本人でないとわからないもんね。。。
一応、お産が始まったみたいですと言う事を知らせるために、病院へ電話。
今までの状況、そして今の陣痛の状況、間隔を説明し、指示を仰ぐ。
助産師さんは「パニックを起こさないでね!入院の支度をして病院に来てください。」との事。
っえ? もう??
自分的には5分間隔になってからでもいいかな?と思っていたのでご飯でも炊いておにぎり作ろうと思ってたのに。。。
P助に「病院に来てください」と言われたと言うと、彼は早速私の荷物を車に詰め込み始めた。
行く前にシャワーを浴びて、髪も洗って、ブログを書いて家を出た。
病院に付く頃には7~8分間隔、アセスメントユニット(入院するかどうか決めるために観察する病棟)で胎児の心拍と陣痛間隔を図るモニターを装着。
5分間隔の陣痛になっており、この時点で子宮口は4cm開いていた。
午前4時30分 入院となり、分娩室へ
日本では分娩準備室と分娩室が別れている所が多いけど、私が入院した病院はL(陣痛)、D(分娩)、R(回復室)を一つの部屋で過ごすというLDR方式だった。医療機器は必要なときまで収納され、産婦の目に触れない、ベッドは緊急時には分娩台になるなど、普通の入院室のような部屋なので、家庭の一室でお産するような雰囲気がある。陣痛がピークに達する時期に、陣痛室から分娩室に移動しなくて済むメリットもある。
動いていたほうが、ましなので、テーブルや窓枠につかまり腰を回す体操をしながら陣痛をやり過ごす。
P助は私の隣で時々私の腰をさすったり、SUDOKU(数独:数字のパズル)をしたり、本を読んだりしていた。
助産師さんが痛み止めを進めてくれたが、まだもう少し我慢できそうなので、断った。
すっかり夜も明けた7時過ぎ、痛みに耐え切れず『笑気ガス』を使用。
風邪を引いたとき、耳鼻科で使用されるプラスチックの吸入器のような物が笑気ガスボンベにつながれ、陣痛が来ると同時にガスを口から深呼吸するように吸入する。
最初のうちは慣れないし、吐き気と痛みでガスをちゃんと吸い込むことが出来なかった。
それでも、ちゃんと吸える様になると、ペンキ塗りたての部屋にいる時みたいに頭がボーっと、そして手先がピリピリしてきた。
でも、痛みが完全に消えることはなかった・・・。
陣痛もどんどん間隔が短くなって2~3ぷん間隔へ。
出血していたので、胎児の心音を測るモニターをお腹につけ、ポジションを色々換えながらがんばる。
午前8時30分 子宮口全開大(約10cm)
分娩第二期(子宮口全開大してから赤ちゃんが生まれるまでをいう。平均所要時間は初産婦で1~2時間、経産婦で30分から1時間ぐらい)へと移行
痛みは最高潮!!!
そして今までとは比べ物にならないくらいの陣痛の大波の嵐!
P助の首にぶら下がるようにつかまり、(この時点で二人はチークダンスをするような格好でベット脇に立っていた。)
叫ぶ!
叫ぶ!!
叫ぶ!!!
吠える!!!!
ある人がこの時の陣痛を『腰にジェットエンジンをつけて引きちぎられる様』と表現していたが、本当にぴったりと当てはまるくらいの痛みだった。
でも、心のどこかに冷静な自分もいて、
「ぁぁ、これが、うわさのジェットエンジンね。 言い得て妙だわ!!」と分析している。
陣痛と陣痛の合間にベットに横たわり、両足を自分でかかえる。
右側には助産師さん、左側にはP助がスタンバイし私の足を支える。
そして、陣痛が来たら助産師さんの掛け声にあわせてあごを胸引き寄せおへそを見るような要領でいきむ!
いきむ度に、ムリムリムリッっと赤ちゃんの頭が押し出されてくるのを感じる。
あと少し!
あと少しで赤ちゃんに会える!!
それだけを考え、助産師さんの掛け声にあわせてひたすらいきむ。
「頭見えてきたわよ!もう少しよ!」
助産師さんが私を励ます。
P助は「わぁ~~~ぉ!!」とそればかり。
頭が出て、もう一押しすると同時にP助が助産師さんの指示に従ってニュルッと生まれた赤ちゃんを私の胸の上に乗せた。
9月6日午前9時31分 体重3400g 身長52cmの女の子が私の胸の上で元気な産声を上げた。
ぁあ~、生まれた。
良かった。 終わった・・・と ほっとした。
へその緒はP助が切った。
私の胸の上に乗っけられた赤ちゃんと目が合う。
「ありがとう。よくがんばったね。生まれてきてくれてありがとう。」と声をかけた。
ちょっとした感動に包まれた部屋の中、わが子は私の胸の上にウンチをした。
しかも、2回も・・・。
この子、将来大物になるかも・・・。
胎盤を早く出すために、子宮を収縮させる注射を打った。
胎盤も無事に娩出後、相当切れていたらしく、「ジグゾーパズルみたい」と助産師さんはいいながら、裂けた絵陰部を1時間かけて丁寧に縫合してくれた。
局所麻酔を使ってくれたけど、やっぱり痛かった。。。
こうやって、私の一大イベントは幕を閉じた。
生まれるのはお昼過ぎか、下手すると夕方かな?ぐらいに思ってたのに、破水から8時間半、初産とは思えぬほどのスピード出産+安産だった。
これも、ラズベリーリーフティーのおかげだろうか?
この日は(9月の第1日曜日)はオーストラリアでは父の日に当たる。
P助に素敵なプレゼントをあげることが出来てよかった。
こうやって我が家に大切な記念日が我が家にもう一つ増えたのだった。
けい
« 筋肉痛・・・ | トップページ | マッサージの鉄人? »
「子育て日記」カテゴリの記事
コメント
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/29713/31410412
この記事へのトラックバック一覧です: 出産レポート~素敵なプレゼント~:



お疲れ~!命を紡ぐってタイヘンなことだよね。
その後、カラダの調子はどうなの?ユキちゃんのゴハン製造工場
が健康なのが何よりですよ。くれぐれも無理しないで。
お父さんもものすごくお喜びな様子。しんさんが会ったら「最近Tさんメタボだとか言うのよ~、なんとも羨ましい」ってさ。しんさん全然体重が戻らなくて気にしてんの。
あなたのおとうさんも孫誕生で弾みがついたんでしょう。
何よりです。
投稿: meiko | 2009年9月18日 (金) 07時41分
<Meikoさん>
コメントありがとうございます!
体は順調ですよ。
ゆきも元気です。
父もこれを機に長生きするように心がけてほしいものです。
しんさんはしょうがないよ、体重が戻るまでにはしばらく時間がかかるから、焦らない事です。
父は胃を切った当初は太りすぎだったから・・・何年もかけて今の体重がベストだってやっとわかったみたいですよ。
お互い焦らずのんびり行きましょうとお伝えください。
けい
投稿: Kay | 2009年9月18日 (金) 20時25分